去る6月29日、中央大学多摩キャンパスCスクエア中ホールにて、第35回全国学生新人弁論大会が開催されました。
十一人の新人弁士による弁論と聴衆の織り成す熱烈な議論で会場が満たされました。
当会からは二ノ宮裕大会員が第四弁士、眞嶋明生会員が第八弁士として出場しました。
二ノ宮会員は「WORKING!!」との演題の下、失業者・ワーキングプアの問題について論じました。二ノ宮会員は、失業者やワーキングプアが希望を持つことができるようにするために政策として、
職業訓練の内実の見直しを提案しました。
この政策により失業者・ワーキングプア問題を解決し、金銭的余裕を得、自己実現に邁進できる社会の実現を主張しました。
眞嶋会員は「海を征く」との演題の下、国防問題について論じました。眞嶋会員は、我が国の安寧が今正に中国の脅威にさらされていることを指摘し、これに対抗するための政策として、
①自衛隊のRMA化(情報技術を活用した連携システムの構築)
②日中間でのホットラインの設置
の二つの政策を提言、中国が日本への進出することを防ぎ我が国の安寧を維持することを主張しました。
結果は以下の通り。
最優勝 慶應義塾大学 岩本好礼弁士
優秀賞 中央大学 廣田成英弁士
第三席 立命館大学 松本篤史弁士
新人質問賞 第一高等学校東京大学 溝口翔太君
入賞されたみなさん、おめでとうございます。
二ノ宮会員、眞嶋会員は惜しくも入賞はかないませんでしたが、両者共に覇気や抑揚のある声調で会場を圧倒しておりました。
今後の成長に大いに期待します。
当日ご来場の皆様、主催された中央大学辞達学会の皆様、弁論の添削などご協力頂いた会員の皆様、ありがとうございました。
(文責:伊藤)