本日11月6日(日)、東京大学本郷キャンパス東京大学大講堂(通称安田講堂)にて、
第36回東京大学総長杯争奪全国学生弁論大会が開催されました。
当会からは天野眞之会員が弁士として出場しました。
第七弁士として登壇した天野会員は、「償いのパーマストン」との演題の下、まず、現実に目を向けずに理想にすがるばかりではなく、覚悟と責任を伴った確たる理念を持って現実を見据え、解決策を模索し続けるべきであると述べました。その上で、日本の安全を脅かしつつある中国の台頭を取り上げ、憲法を改正できなかった場合にも日本の安全を守り抜くための政策として、日印準軍事連携と、日本の債権の中国企業への融通と引き換えに中国における途上国開発への日本企業の優先的な参入を引き出すという内容の協定の締結にむけた交渉を訴え、議場の説得に努めておりました。
結果は、
最優秀賞
第一高等学校・東京大学弁論部
吉沢健太郎
優秀賞
慶應義塾大学辯論部日吉會
宮本理華子
第三席
第一高等学校・東京大学弁論部
小堀陽平
学生審査員賞
第一高等学校・東京大学弁論部
吉沢健太郎
でした。
惜しくも天野会員の入賞は叶いませんでしたが、誰よりも社会変革に向けて真摯に向き合った彼の弁論に、聴衆の心が動かされていたようです。
本大会を主催して下さいました第一高等学校・東京大学弁論部の皆様、
大会に参加された弁論部関係者の皆様、そして定例演練や議論等ご協力頂いた会員の皆様、誠にありがとうございました。
(文責:原)