11月7日、中央大学多摩キャンパス Cスクエア中ホールにて、第55回花井卓蔵杯争奪全日本雄弁大会が開催されました。当会からは、宇佐美皓子会員が弁士として出場しました。
第4弁士として登壇した宇佐美会員は、「スマート・ドナーへ」との演題のもと、アフリカの絶対的貧困に関する弁論を行いました。宇佐美会員は、「なぜ世界がこんなに支援をしているにもかかわらず、アフリカの貧困は解決されないのか」という熱い思いを胸に、現在まで世界中が支援を行ってきた現状を踏まえた上で、現段階での日本の支援のあり方を見直さない限り、アフリカの貧困は解決されないと述べました。その上で、この現状を打開するためには現地の実態に即した効率のよい支援を行うために、ブロック・グラント式支援と青年海外協力隊による開発マネージャーの導入をはっきりとした声調で訴え、議場を共感させておりました。
結果は、
最優秀賞
第一高等学校・東京大学弁論部
田畑英二郎
優秀賞
早稲田大学雄弁会
宇佐美皓子
三位
明治大学雄弁部
喜多晴行
特別賞
明治大学雄弁部
宮本幹也
でした。
宇佐美会員、優秀賞、本当におめでとう!
本大会を主催して下さいました中央大学辞達学会の皆様、大会に参加された弁論関係者の皆様、そして定例演練や議論などご協力いただいた会員の皆様、誠に有難うございました。
(文責:緒方)