去る11月16日、中央大学多摩キャンパスにて、
第五十四回花井卓蔵杯争奪全日本学生雄弁大会が開催されました。
当会からは、花井彩佳会員、保浦誠也会員が弁士として出場致しました。
第五弁士として登壇した保浦会員は、「私たちの声が届くとき」との演題のもと、
国民が政治に対する意識の低さにより、政治に意見を反映させることができない現状を緻密に分析し、
解決のためには模擬議会と討論型世論調査の導入が必要であると迫力ある声調で訴え、
議場を圧倒し、説得に努めておりました。
写真は保浦会員
第八弁士として登壇した花井会員は、「慟哭」との演題のもと、
パレスチナの人々が自らの命を自らで支えることができない現状を述べ、
日本による和平交渉の機会提供と産業開発の促進により解決を図るべきであると、
感情のこもった声調で訴え、聴衆を引きこんでおりました。
結果は
最優秀賞
法政大学弁論部
杉宏之
優秀賞
中央大学辞達学会
河内一矢
三位
明治大学雄辯部
釜田みのり
特別賞
早稲田大学雄弁会
保浦誠也
保浦会員、特別賞獲得おめでとう!
弁論大会の直前まで葛藤しながら弁論を作っていたからこそ特別賞を獲得できたのでしょう。
花井会員は惜しくも入賞が叶いませんでしたが、解決困難な問題に立ち向かったその姿勢が
素晴らしかったと思います。両弁士、大変お疲れ様でした。
本大会を主催して下さいました中央大学辞達学会の皆様、当日会場で議論してくださいました皆様、
そして定例演練や議論等ご協力頂いた会員の皆様、誠にありがとうございました。
(文責:稲葉)