去る11月29日、東京大学駒場キャンパス900番講堂にて、
第三十四回東京大学総長杯争奪全国学生弁論大会が開催されました。
当会からは、山本耀介会員、驥本憲広会員が弁士として出場しました。
第四弁士として登壇した山本会員は、「天地は歌い、人間は踊る」との演題の下、
防災体制の不備を住民、行政の意識と指揮系統の不在によるものであると明快に分析し、
防災教育・緊急時業務策定の義務化・緊急事態庁の創設を圧倒的声調で訴え、議場の説得に努めておりました。
写真は山本会員
第八弁士として登壇した驥本会員は、「よく死ぬことはよく生きること」との演題の下、
尊厳死・安楽死が認められていない現状を論理的に分析し、リヴィングウィル及び、尊厳死と
安楽死の法制化によって死の選択を可能とするべきと情緒豊かな声調で訴え、議場を説得しておりました。
結果は
優勝
早稲田大学雄弁会
驥本憲広
準優勝
立命館大学辯論部
若井仁志
第三席
第一高等学校・東京大学弁論部
石井康貴
驥本会員、優勝おめでとう!
惜しくも山本会員の入賞は叶いませんでしたが、防災への熱い思いに聴衆は感激を受けていました。
大会を主催してくださいました第一高等学校・東京大学弁論部の皆様、弁論部関係者の皆様、
そして定例演練や議論等ご協力頂いた会員の皆様、誠にありがとうございました。
(文責:稲葉)