4月18日(土)に新歓イベントOB講演会を実施いたしました。
OB講演会では、10年前に雄弁会を卒業され、現在、社会でご活躍なさっている6名の先輩をお招きし、ご講演を頂きました。
先輩方は、マスコミや中央銀行、弁護士、地方議員、PR会社執行役員、シンクタンクといった様々な分野でご活躍されております。
本講演会では、雄弁会を通して得た、自らの信念や他者と関わり方が、どのように実際の社会に繋がるのかについて、新入生や現役会員に向けてお話しくださいました。
また、講演後に高田牧舎にて催しました懇談会において、これから雄弁会に入ろうと志す新入生からの質問や相談に熱心に応じて下さいました。様々なOBの方々とじっくりと話すことができた新入生は、大学生活や将来についての指針を得ることができ、有意義な時間を過ごして頂けたようでした。
「何かを得ようと思って雄弁会に来るな」
今回先輩方がおっしゃったことの1つにこのような言葉がありました。
雄弁会が与えるものは、弁論技術や人脈などではなく、様々な学生が集まる「場所」だけであるということを表した言葉でした。
雄弁会という場所には、全国各地から様々な身の上の学生が集まります。
そして、ここでは、時に困難で理不尽なことさえ協力して乗り越えることを求められ、自分とは異なる人生や考え方と向き合うことを求められます。
この向き合った先に得られるものこそ、会員それぞれにとって真に価値あるものであり、雄弁会だからこそ得られるものでもあるのだと思います。
このような場をさらに5年、10年と繋げるためにも、まずは今年入会する新入生に雄弁会の価値を感じて頂けるよう現役一同尽力していきたいと思います。
本講演会実施に協力して頂いた皆様、また当日お集まり頂いた皆様、本当にありがとうございました。
(文責:高橋)